他の人がそうであるように、私もまたライトノベル作家になりたいと思っています。

ラノベだろうと純文学だろうと、作家志望の人間というのは、裏でこっそり書いていたい作品というものがいくらでもあります。表に公開されるものは、裏でそれこそ無駄打ちと言っていいほど書いている分量の一割ぐらいじゃないでしょうか。色んな事情でただ公開していないだけなのです。
こっそり書いてそっと隠しておきたい。間違ってもうっかり公開なんかしたら死んでしまう。そういうテキストがある場合、普通のブロガーなら「別ファイルに記事を書いて保管しておく」という行動に出ますが、作家を目指すブロガーはそんな二度手間なことはしたくないとか、すぐ公開したくなった時に備えたいとか言って「WordPressに直接書いて、下書き状態にしておく」という手に出ます。なぜならば、かれらは大抵は「めんどくさがりや」だからです。

なぜ作家や作家志望がめんどくさがりやだと言えるのかというと、私がなんとなくそう思っているから、ということでしかないのですが、例えばステレオタイプな作家の部屋って、「書物類が床に平積みされていて足の踏み場がない」とか、「コーヒーカップが灰皿代わりになっててマクドナルドのフライドポテトみたいになってる」とかいった感じですよね! そう、作家という生き物はめんどくさくて片付けをしないのです。間違っても「自分で写真撮影してなんとかグラムにアップロードしたくなるような部屋より、雑然とした昆虫フレンドリーな部屋の方が文芸作品を書きやすい。これは静寂の中よりも少し騒音のあるカフェやレストランで作業した方が集中でき、よい進捗が得られるだろう? それと同じだ」とか、「小説の神様は綺麗な部屋より雑然とした部屋を好んでおられる。うっかり片付けでもしようものなら神様が怒って出て行かれてしまう。なので自分自身の罪深さに耐えながら部屋を汚く保っているのだ」といったことではなく、ただめんどくさいだけです。

話が少し逸れましたが、要するに私が言いたいのは、作家志望の人間というのは、決して公開してはいけない投稿をWordPressに直接下書きしてしまうほどめんどくさがりな生き物に違いない、ということです。しかし「うっかり公開するのは困る。明日からWordPressに直接書かずにテキストファイルか何かに下書きしろ」なんて言い渡そうものなら心にリカバリー不能な傷ができ「俺もう作家諦めて就職するわ」とか言い出すかもしれません。毎年何万十何万という新人賞への応募がなされるのに、実際に作家になる人間が数パーセントにも満たないのはきっとこのせいでしょう。かわいそうに。よわい生き物は保護してあげないといけませんね。

下書きうっかり公開=死

「下書き」に設定していた記事をうっかり公開してしまうというのは、作家のを意味します。
そんな突然死を防ぎたい場合に有効なのが、「One Step Before Publishing」プラグインです。
導入方法は簡単です。管理画面のプラグインの新規追加で検索してインストール、有効化するだけ。

しかしこのプラグイン、インストール数はそこまで多いとはいえません。

80件+
80件+

なぜなんでしょう。よくわかりません。私の感覚では10000件くらいインストールされててもいいと思う。ラノベ作家志望の諸氏は困ってないの?

どういうプラグインなのか

公開ボタンを押すと確認ダイアログが出てくる
公開ボタンを押すと確認ダイアログが出てくる

公開しようとしたら一回確認ダイアログを出す、シンプルな動作のプラグインです。
もし公開するつもりがなかったのにこのダイアログが出てきたら、それはあなたの突然死を防いでくれた、ということです。まるでドラゴンクエストの命の石みたいですね。しかもこっちは壊れません。何度でも使えます。
functions.phpにそういう処理を書けば同じ事ができるようですが、プラグインならテーマ変えても有効なので安心です。

これさえあれば、うっかり記事を公開してしまうことがなくなるので、裏でこっそり下書きのまま長編小説を連載形式で準備することができますね。ができてから公開できる、という寸法です。
作家先生及び作家志望の皆様は導入してみてはいかがでしょうか。

Tweet about this on TwitterShare on FacebookShare on Google+Share on TumblrEmail this to someone