今回から配布ファイルはGoogle ドライブに置きます。
以下の手順でダウンロードしてください。(Googleアカウントは必要ありません)
zipを展開したら、プラグインディレクトリにアップロードして、管理画面から有効化してください。
バージョンアップの場合は普通に上書きアップロードでOKです。
今まではルビは読み|仮名(がな)
という書式だけでしたが、囲む記号を自由に設定できるようになりました。
「小説家になろう」や「カクヨム」などの記法と同じにできます(というか、デフォルトでカクヨム記法を設定しています。小説家になろうもルビに関しては同じだと思います)。
既に昔の記法の入った記事がある、という人は、管理画面の「過去の記法も使用する」にチェックを入れてください。過去の記法も有効になります。
ルビを書く際には今まで|
が必要でしたが、適用したい部分が漢字だけの場合、不要になりました。これも小説投稿サイトと同じになった点です。
記述する内容:今年は酉《とり》年です。
表示した結果:今年は酉年です。
もちろん必要に応じて書くこともできます。
記述する内容:子丑寅卯辰巳午未申|酉《とり》戌亥
表示した結果:子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
――という仕様になったわけですが、でもやっぱり個人的には縦棒はあった方がわかりやすい、書くのを推奨したい、という想いは消えず、だから俺はこれからも縦棒書くぞ! 絶対に書くからな! と誓いを新たにしていたのですが、なんかもう今は喜んで縦棒書かずにルビ振ってる。便利さには勝てなかった。
前バージョンまでは傍点は*~*
でしたが、カクヨム記法の《《 ~》》
に合わせました。
記述する内容:子丑寅卯辰巳午未申《《酉》》戌亥
表示した結果:子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥
*~*
も使いたいという場合は、前述の通り「過去の記法も使用する」にチェックを入れてください。
今までは本文にのみ記法が適用されていましたが、今回のバージョンから、タイトルと抜粋にも適用されるようになりました。
これで、小説のタイトルの記事などにもルビや傍点を振れます。
以上です。
この1年とちょっとの間で、Simple Rubyにいろいろなお問い合わせをいただいておりましたが、私はその全てに何のレスポンスもしませんでした。受信し、本文までつぶさに読ませてもらったにもかかわらずレスポンスをしなかったということになります。
1年も放置していたのは誰なのか、という点について当ブログ管理人は「仕事がけっこう忙しかったせいもあって、放置したという記憶がありません」と容疑を否認していましたが、「状況的に判断して、私が放置したとしか考えられない」と供述しています。冗談です。ていうか私はどっちかというと飲み過ぎて記憶が飛んじゃってるレベルの持ち主に運転されても誰の命も奪わずにひとまず危険の少ない場所に停車したプリウスさんを評価したいですけどね。エンジンに魂が宿ってるんじゃないかしら。ええなんかもうね、時事ネタは使わない、という当初の決意も1年の放置の末に今では気持ちが緩みまくって記事の投稿画面を開けばこの有様です。ひどい。
そもそも小説家になるまでは絶対に月に一回くらいは更新するぞ、それもできないような無能では俺は小説家になどなれるわけがない、だから何が何でもやるんだ、という誓いを立てていたはずなのに、あの頃の純真さもどこへやら、もう2017年なんですけど私どうなってるの。皆さんなにか身の上に変わりはありましたか? 小説家にはなれましたか? 私は今現在なれてません。だって忙しかったんだもん。
でも今も相当忙しいので、正直に白状してしまうと、メールでレスポンスするのは難しいです。私は小説を書くのは得意というか好きですが、メールを書くのが本当に苦手な上に好きでもなく、職場でも「いつもキーボード叩いてるのにメール書くのが苦手な人」というイメージを持たれているほどです。いつもキーボード叩いてるのはまあそれが仕事だしそうなんですが、メール書くのが苦手というのもその通りでして、ぶっちゃけ皆様のメールを拝読した際も「どうしてこんな自然なメールが書けるんだ……?」と瞠目していた次第です。
そんなわけで、メールくださった方、どうもありがとうございました。
皆様からの声がなければ、おそらくこのバージョンアップはなかったことでしょう。
Simple Rubyという名前の通り、あまり細かくカスタマイズできるような仕様にはしないつもりでいるのですが、余所様のブログ等で参考程度にご紹介いただいても迷惑がかからないレベルくらいにはしよう、と思っております。これは本当です。どうぞよろしくお願いします。
終わり。
と思ったけどこれだけだと何かさみしいので、今話題のマストドンの話しますね。
大いに私見も入っているので、参考までにお読みください。
つい最近なのですが、マストドンのアカウントを取得してみました。
(ちなみにさくらインターネットの社長のこのブログ記事経由でマストドンの存在を知ったのですが、この記事は特にインターネット関係の仕事をしてる人とか、インターネットそのものにそれとなく愛着を持ってる人とかが好きそうな内容でおすすめです)
一応、私のアカウントのリンクはこちら。ezaki – mstdn.jp
マストドンを超簡単に紹介するならば、「誰でも運営できるTwitter風サービス」です。自分のHPに掲示板のCGIを設置するみたいに、自分のサーバーにマストドンを設置します。
そうやって世界中に設置されたマストドンを「インスタンス」といいますが、ユーザーからは俗に「島」とか、後ろの三文字を取って「箪笥」とか呼ばれているようです。
で、ログインするとダッシュボードが表示されますが、そこの「ローカルタイムライン」エリアには、自分の属する「島」のトゥート(ツイートと同じ意味)が流れてきます。
ここに自分の好きなインスタンスに属するメリットがあるわけですね。仮に最近のヒットアニメ「けものフレンズ」が好きな人向けインスタンスがあるとしたら、そこのアカウントを取れば、けもフレ愛に溢れたタイムラインを眺めることができ、自分もそのタイムラインにけもフレ愛を投入することができるわけです。
実際に存在するインスタンスとしては、Pixivが運営する「絵描きさん向け」、作家の高橋文樹さんが運営する「高橋さん専用」、イルカが好きな人が運営している「イルカ専用」というのもあります。
ちなみに私がアカウントを取った mstdn.jp は特にこれといった傾向のあるインスタンスではない、まあいわば万人向けインスタンスで自由なのがウリの一つですが、「万人向け」を「なんでもあり」と勘違いしているユーザーが溢れているのが玉に瑕というやつで、特に一時期は性器に関するトゥートが冗談のようなレベルの速度で怒濤のように流れてきていたので、私もそういうトゥートをしました。
マストドンの「島」は完全な孤島というわけではなく、ダッシュボードの「連合タイムライン」には他のインスタンスのトゥートも流れてきます。ただいきなりお国のわからないトゥートが流れてきたりすることはないので、おそらくそこらへんはインスタンスの管理人さんがインスタンス単位で取捨選択をしているのだろうと思われます。なおこの連合タイムラインはローカルライムラインよりさらに流れが速く、普通の人間は読めません。だとしたら連合タイムラインの存在意義が謎ですが、まあいいじゃん。
そんな感じでマストドンを楽しんでいた私でしたが、1週間という短期間で離脱を決意しました。離脱というほど重い感じでもないですが……。
直接的な理由としては、運営者の方がドワンゴに入社して、直接的にか間接的にかはわかりませんが、リソースのバックアップを受けることを決定したことです。
それに際して、管理者さんは「ドワンゴの friends.nico との統合は今のところありません」というアナウンスをしてますし、ドワンゴ側も「別々に運営します」という風に言っていますが、ただ営利企業が何の理由もなく世界最大規模になってしまったインスタンスのパトロンになってくれるなんていい話はあるわけないので、まあゆくゆくは「別々に運営してるけど、もっとお互いのためになる選択肢があるのになー、あるのになー」的なアイデアを提示されるんだろうな、という非常に勝手な想像をしています。管理人さんはもちろん傑物でしょうが、新入社員でもあるわけで、酸いも甘いも噛み分けまくったベテラン社員さんたちに精神攻撃を受けたりしないかがちょっと心配です。
先に書いたとおり、性質の違うインスタンスを統合するとローカルタイムラインがめちゃくちゃになってしまうので、そもそも統合するという話自体に無理があるよね? と私は個人的に思っており、じゃあ統合って何を指して言ってるんだろう? と考えると(もしかして私はそのうちドワンゴのお客様リストに統合されちゃうのかしら)というふんわりした妄想に至ったわけです。
そんなわけで、マストドンに登録しているメールアドレスを変えたんですけど。
ちなみに現在、マストドンには退会機能がありません。
私はこんな場所で細々とつぶやいているだけですが(実際アクセスも少ないし)、でも声のでかい人が上記のようなことを被害妄想的に叫び出す前に、「嫌なら退会すりゃいいじゃん」とあしらえる状況が早めにできるといいなぁ、と思ったりしている次第です。
マストドンの話終わり。
報告の順序が完全におかしいですが、ペンネーム兼ハンドルネーム変えました。
江嵜追風(Ezaki Oikaze)です。
江嵜というのは私の本名であり、追風というのは作家になるための追い風に恵まれますようにという希望と、そういう天運は真に努力した者にのみ与えられる一種の才能なのだ、という努力を怠りがちな自身への戒めを込めた名前ですということは一切なく、単純に「NISHIOISHIN」的に右からも読める名前にしようと思って適当につけた名前であり、要するに名前なんてこまけえこたぁいいんだよということです。ちなみに西尾維新は立ち読みで数ページしか読んだことなく、特に思い入れはありません。
だって「支倉凍砂」みたいな「いかにも」な名前は恥ずかしいじゃん……。ずっと俺この美的感覚を前面に出した感のあるペンネームでいいのかな、って思いながら活動しないといけなくなりそう。いや逆に周囲からそんな適当な名前で生きてて恥ずかしくないの? て思われる可能性も十分あるけど。
なお「支倉凍砂」が入力できなかったので、ひらがなで検索してWikiPediaを開いたらずっと読み方間違ってたことに気づきました。「はせくらとうさ」だと思ってたら「はせくらいすな」でした。しかも写真見たら男性だった。女性だと思ってた……。
顔出ししないといけないのは本当に大変だなぁ。好きでしてるのかやらされてるのかは知らないけど、積極的に出すのはなぁ。電撃は授賞式で面が割れるとはいえ。
今度こそ終わり。